坪・畳・平米の換算と由来 — 「1坪=約2畳=約3.3㎡」で間取りが読める
公開日: 2026年8月25日 / 筆者: Kento
不動産のチラシは「専有面積65㎡」、営業さんの説明は「約20坪ですね」、部屋の広さは「6畳」。3つの単位が飛び交う住まい探しの世界を、換算のコツと単位の由来から整理します。
まず覚える3つの関係
- 1坪 = 約3.31㎡(正確には400/121㎡=3.3057…㎡)
- 1坪 = 約2畳(畳2枚分の正方形が坪のイメージ)
- 1㎡ = 約0.3坪(㎡×0.3025=坪、と覚えると営業さんと同じ計算)
たとえば65㎡のマンションは 65×0.3025≒19.7坪、畳にすると約40畳分の広さです。逆に「30坪の家」は約99㎡。単位変換ツールの面積タブに数字を入れれば、㎡・坪・畳を一括換算できます。
なぜ1坪=400/121㎡なんて半端な数?
坪は「1辺が1間(けん)=6尺の正方形」の面積です。明治の度量衡法で1尺=10/33メートルと定められたため、1間=60/33m、その2乗で1坪=3600/1089=400/121㎡——という計算になります。半端に見える数字は、尺という和の単位をメートルで定義し直した歴史の痕跡なのです。
畳の大きさは地域で違う
「6畳」と言っても、畳そのもののサイズは一種類ではありません。
| 種類 | 主な地域 | 1畳のサイズ | 面積 |
|---|---|---|---|
| 京間(本間) | 関西など | 約191×95.5cm | 約1.82㎡ |
| 中京間 | 東海など | 約182×91cm | 約1.66㎡ |
| 江戸間 | 関東など | 約176×88cm | 約1.55㎡ |
| 団地間 | 集合住宅 | 約170×85cm | 約1.45㎡ |
同じ「6畳」でも京間と団地間では2㎡以上違う——引っ越しで「あれ、前の6畳より狭い?」と感じる正体はこれです。そこで不動産広告には共通ルールがあり、「1畳=1.62㎡以上」で換算して表示することになっています(不動産の表示に関する公正競争規約)。当サイトの単位変換もこの1.62㎡を採用しています。
広さの感覚をつかむ目安
- 6畳(約9.7㎡): 一人暮らしの寝室・ワンルームの居室の定番。
- 25㎡(約7.5坪): 一人暮らし向けワンルーム〜1Kの標準的な専有面積。
- 65〜70㎡(約20坪): 3LDKファミリーマンションのボリュームゾーン。
- 30〜35坪(約99〜116㎡): 戸建ての延床面積でよくある広さ。
まとめ
「㎡×0.3=坪」「坪×2=畳」のざっくり換算だけで、チラシの数字はほぼ読み解けます。正確な数字が必要になったら単位変換ツールへ。内見のときにサッと換算できると、営業さんとの会話が一段スムーズになりますよ。